石田神社(いしだじんじゃ・いわたじんじゃ)(京都府八幡市上津屋里垣内77)
石田神社石鳥居の手前に立つ十三重石塔で、東福寺十三重石塔との類似性から南北朝時代の作品とされている。
石田神社(いしだじんじゃ)十三重石塔 (南北朝時代、花崗岩、高さ 約360Cm)
初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座上に四方仏を刻む(西面) | ||
十三重石塔は、石田神社 石鳥居の手前に立っている | 初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座上に四方仏を刻む(北面) |
初層・二層 屋根
屋根は両端で反り、屋根の上部に低い上層軸部をつくりだす
初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座上に四方仏を刻む(東面) | ||
初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座上に四方仏を刻む(南面) | 東福寺十三重石塔との類似性から南北朝時代の作品とされている |
基 礎
四面とも無地で、刻銘は刻まれていない
相輪は層塔型で、下部の伏鉢・請花・九輪を欠失し、水煙・竜車・宝珠を残す。南北朝時代の石塔で、屋根の逓減が美しい。 |
石田神社 (いしだじんじゃ・いわたじんじゃ)
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)石燈籠 石仏と石塔-目次!
流れ橋(上津屋橋)
木津川に架けられた木橋で、全長356.5m 幅 3.3m 現存する流れ橋としては日本最長。川が増水すると橋桁が流される構造を持つ。
層塔紀年順 | 大智寺(だいちじ)十三重石塔(南北朝時代) | 石造層塔-紀年順-目次 |
*京阪電車 八幡市駅前から京阪バス 上津屋経由「内里南・岩田南・池嶋・近鉄新田辺行き」に乗車、「上津屋(こうづや)バス停」下車、北東方向へ徒歩 約3分。「流れ橋」は石田神社の東、約200mの木津川に架かっている。。
(撮影:平成23年6月15日)