大念寺(だいねんじ)阿弥陀種子板碑

 大念寺(だいねんじ)(奈良県天理市布留町255)

  大念寺の辺りは、良因寺(石上寺)の跡といわれ、平安初期に僧正遍昭とその子素性法師が住んでいたと伝え、板碑を素性法師の供養碑として祀っている。

大念寺(だいねんじ)阿弥陀種子板碑 (鎌倉時代中期 文永五年 1268年、花崗岩、高さ 100Cm 幅51Cm)

本堂の正面、小庭園の中に立っている。上部 蓮華座上月輪内に阿弥陀如来の種子「キリーク」、下部に紀年銘を刻む

板碑 上方

月輪内に阿弥陀如来の種子「キリーク」を薬研彫する

板碑 上方

蓮華座の下に紀年銘が刻まれている。

刻銘:「文永五年(1268)歳次戊辰四月八日」

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大念寺 (だいねんじ)(浄土宗)

 板碑(いたび)

*JR・近鉄「天理駅」下車、東方向へ徒歩 約25分。

(撮影:平成23年7月6日)