名草神社(なぐさじんじゃ)三重塔(2)(養父市八鹿町石原1755)

名草神社三重塔(重要文化財、室町時代建立、江戸時代初期に出雲大社より移築)

三重塔は、島根県出雲大社に尼子経久(あまこつねひさ)が大永七年(1527年)に建立したものと伝える


水煙(相輪部)

初層、木鼻と軒(二軒繁垂木)

三重塔の大永七年の材料は、松・けやきが主体で、寛文五年に移築されたとき、妙見杉で補っている

二層部の持ち送り

三層部、四隅には四猿の彫刻がある。見ざる(左側)・言わざる(右側)

三層部、三手先組物、尾垂木の上に猿の彫刻がのっている

三層部、四隅の彫刻。聞かざる(左側)・思わざる(右側)

初層部、三手先組物と軒。木鼻が面白い

 初層の蟇股(かえるまた)

梵字と枇杷の透かし彫りが入っている 梵字と蓮の透かし彫りが入っている

初層部、中備えの蟇股(梵字と透かし彫りが入っている)

梵字と牡丹の透かし彫り 梵字と雲の透かし彫り

名草神社の鳥居

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妙見の大杉の切り株(すべてで一本の巨大な切り株・屋根で覆っている)