当麻寺(たいまでら)西塔 三重塔(奈良県葛城市當麻1263)

当麻寺・西塔 (国宝・平安時代初期建立)


三層部、三手先組物

二層部、東塔と違い柱間は三間

奥院、寒牡丹のつぼみ越しに西塔を見る(写真:左)

当麻寺三重塔(西南院の前から撮る)


組物、部分

初層、三手先組物

西塔、初層は各間に間斗束を置くが脇間の間斗束は後補材とみられている。柱間は各層三間。

西塔の水煙は、蔓唐草(つるからくさ)に未敷蓮華(みぶれんげ)を配した古式で華麗なもの


組物、部分

初層組物、部分

組物は東塔の力強さに比べ、骨太だが柔らかさを感じる

初冬の奥院から西塔

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初層内部は石敷きで四天柱間に新しい仏壇を設ける

(平成17年12月11日撮影)