誕生寺(たんじょうじ)五輪塔(関白塔)・二基

 誕生寺(たんじょうじ)(熊本県玉名市築地2288)

   この地で生まれた皇円上人を祀る寺院。五輪塔は、皇円の先祖 関白藤原道兼の菩提を弔う為造立されたとの伝承から「関白塔」と呼ばれている。

誕生寺(たんじょうじ)五輪塔(関白塔)・二基 (市指定文化財、鎌倉時代後期 、凝灰岩、高さ 268Cm)

 誕生寺(たんじょうじ)五輪塔・東塔

   皇円上人は、法然の師であり「扶桑略記」を編纂した平安時代後期の人物。五輪塔は、鎌倉時代後期の作品。

誕生寺(たんじょうじ)五輪塔・東塔 (市指定文化財、鎌倉時代後期 、凝灰岩、高さ 253Cm)

風・空輪、一石からなり、両輪とも美しい形をしている
山門の西側に安置する二基のうち、向かって右側の五輪塔 水輪、球形をやや押しつぶした様な形

五輪塔は、各輪梵字も刻銘も刻まれていない。九州における巨大塔として注目されている。

火 輪

軒口厚く、力強く反る

地 輪

側面は何も刻まれていない。地輪下に高さ 約20Cmの基壇が置かれている。

 誕生寺(たんじょうじ)五輪塔・西塔

  西塔は、高さ 268Cmで九州最大の五輪塔。各輪には、梵字も刻銘も刻まれていない。

誕生寺(たんじょうじ)五輪塔・西塔 (市指定文化財、鎌倉時代後期 、凝灰岩、高さ 268Cm)

風・空輪、一石からなり、空輪は宝珠の形
山門の西側に安置する二基のうち、向かって左側の五輪塔 水輪、球形をやや押しつぶした様な形

五輪塔は、各輪梵字も刻銘も刻まれていない。九州では、最大の高さを誇る巨大塔として注目されている。

火 輪

軒口厚く、反りは東塔に比し先端が尖っていない

地 輪

側面は何も刻まれていない。地輪下に新補の基壇が置かれている。

誕生寺五輪塔(関白塔)・二基 (市指定文化財、鎌倉時代後期)

二基並んで安置される巨大五輪塔

誕生寺(たんじょうじ)五重塔(平成九年 1997年、総ひば造、高さ 35m)

初層内に本尊 皇円上人像が祀られている。

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誕生寺(たんじょうじ)南大門(平成二十三年 2011年、入母屋造二重門、総高 15m)

四天王が配され、広目天は横綱白鵬、多聞天は元横綱朝青龍をモデルにしている。

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*JR 鹿児島本線「玉名駅」下車、北西方向へ 約1.6Km。

(撮影:平成24年1月28日)