岩船寺

 岩船寺(がんせんじ)三重塔(木津川市加茂町岩船上ノ門43)

  聖武天皇の勅により行基が開創したという、現在真言律宗の寺院

岩船寺三重塔(重要文化財、室町時代 嘉吉2年 1442年、本瓦葺、高さ20.5m)

岩船寺は報恩院ともよばれ、天平元年(729年)、聖武天皇の発願により行基が開創したという


三層部(二・三層は中央間吹抜け、脇間板壁、中央間のみ間斗束)

二層部(三手先組物、軒は二軒繁垂木)

三重塔は寺伝では、天長二年(825)智泉大徳入滅の後、十年を経て承和年間(834〜847)に、仁明天皇が智泉大徳

遺徳を偲んで建立されたものであるとされていたが桁刻銘により嘉吉二年(1442)の建立が確認された

塔の初層は、高欄のない縁をめぐらし、中央間板唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも間斗束


軒(二軒繁垂木)のカーブが美しい

組物は三手先組物

平安時代、嵯峨天皇が皇孫の誕生を祈願し皇子(後の仁明天皇)が誕生した。その結果、弘仁四年(813年)に堂塔伽藍が整備され、寺号が岩船寺となる

塔の隅垂木を支える木彫の天邪鬼(ちゃんとパンツを穿いているのがおかしい)


隅垂木を支える天邪鬼

塔、四隅の鬼瓦

塔の内部は、来迎柱、来迎壁があり須弥壇を設ける

岩船寺、入口の門より三重塔

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五輪塔(重要文化財・鎌倉時代)

十三重石塔(重要文化財・鎌倉時代)

岩船寺本堂

十三重石塔は正和三年(1314年)に妙空僧正の造立と伝えられる。また、軸石のくぼみから水晶の五輪舎利塔が見つかっている

*ここ当尾の里は多くの素晴らしい石仏がたくさんあり「石仏めぐり」のコースもある

(最上部の写真を除き平成17年3月6日撮影)