薬師沢(やくしざわ)六地蔵磨崖仏

 薬師沢(やくしざわ)六地蔵磨崖仏(三重県伊賀市島ヶ原 中村)

  島ヶ原薬師堂磨崖仏の前、道路沿いにある六地蔵磨崖仏で桃山時代 慶長九年(1604)の紀年銘がある。

薬師沢 六地蔵磨崖仏(市指定文化財、安土桃山時代 慶長九年 1604年、花崗岩、幅 約2.5m)

六地蔵は、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)に住む生き物を様々な苦しみから救済するという信仰からきており、墓地入口に置かれる事が多い

薬師沢 六地蔵磨崖仏(市指定文化財、安土桃山時代)

六体の地蔵は、胸前で手を合わせ合掌する。輪郭内両側に「妙西、慶長九年(1604)三月十五日」の刻銘がある

  観菩提寺(かんぼだいじ)(正月堂)(三重県伊賀市島ヶ原1349)

  奈良時代 天平勝宝三年(751)聖武天皇の勅願により、僧 実忠により開かれた寺院。東大寺のお水取りに先駆けて行われる修正会は、県の無形民俗文化財。

観菩提寺 本堂(重要文化財、室町時代前期、桁行三間 梁間三間、入母屋造、桧皮葺)

本尊は、十一面観音立像(重要文化財、平安時代、高さ205.2Cm)で秘仏。33年に一度開帳される

 中之瀬(なかのせ)阿弥陀三尊磨崖仏                        石仏と石塔-目次!

観菩提寺 楼門(重要文化財、室町時代前期、三間一戸楼門、入母屋造、桧皮葺)

指定文化財は仏像が多数ある。真言宗豊山派の寺院。

 石  仏-紀年順-目次

*JR 関西本線 「島ヶ原駅」下車、北方向へ徒歩 約13分。正月堂は、さらに北方向へ約800m。

(撮影:平成23年9月7日)