百済寺(くだらじ)三重塔(北葛城郡広陵町百済1411)

  百済寺は、舒明天皇の十一年(639年)、国家的事業として巨大な九重塔が建てられたことに始まる

百済寺(くだらじ)三重塔(重要文化財、鎌倉時代中期、本瓦葺、高さ 22.97m)


三層部、三手先組物、二軒繁垂木、中備えは間斗束

二層部は三層部と同じ

百済寺は、聖徳太子が平群郡熊凝(くまごり)に建てた熊凝舎をこの地に移し、百済大寺と名づけたと伝えられる

塔は縁のない高欄をめぐらし、中央間板唐戸、脇間連子窓(盲連子)、中備えは中央間のみ間斗束。扉は端喰(はしばみ)戸


塔、四方の風鐸

初層、軒は二軒繁垂木、組物は三手先組物

相輪は江戸時代の延宝三年(1675)に作り直されたもの、江戸時代に作られたものとしては長い

塔、四方の鬼瓦(表情が面白い。品がある)


軒の部分と本瓦葺の屋根

組物は三手先組物、軒は二軒繁垂木

三重塔は昭和5年に解体修理された

  

塔の内部は四天柱と来迎壁があり、須弥壇に金剛界大日如来像を安置する

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百済寺三重塔遠景 (ひっそりとした住宅地にあり、春日若宮神社の境内に建っている)

(平成17年9月18日撮影)

*百済寺のある広陵町は、妻の実家がありよく行くが、百済寺は交通の便が悪い。この日はJR法隆寺からレンタル自転車を借りて約40分サイクリングで行った。