談山神社(たんざんじんじゃ)十三重塔(桜井市多武峰319)

  日本で唯一の木造十三重塔、藤原鎌足の廟所として有名

談山神社十三重塔(重要文化財、室町時代 享禄五年 1532年再建、桧皮葺、高さ16.17m)


桧皮葺の屋根が苔むして独特の味わいになっている

初層、組物は肘木持出し、軒は二軒繁垂木

藤原鎌足の長男定慧和尚が父の遺骨の一部を多武峰に会葬し、十三重塔、講堂を建立し妙楽寺と称した

さらに、大宝元年(701)方三丈の神殿を建て、鎌足の神像を安置した。これが談山神社の創設

塔は、縁がなく、中央間板唐戸、脇間連子窓、組物は肘木持出し、中備えはない


塔の裏側は分厚い苔に覆われている

初層、桧皮葺の屋根が美しい

相輪は通常九輪だが、ここは七輪になっている(当麻寺の塔は八輪)

秋色に染まった談山神社

もとは妙楽寺または多武峰寺に所属、明治の際に神社となった

十三重塔の屋根は桧皮葺で初層のみが特に大きく二層以上は軸部が低い。現存する唯一の木造十三重塔

   

紅葉をバックに塔が映える

塔の内部は、心柱と四天柱がある

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談山神社本殿(重要文化財、江戸時代)

*平成17年11月19日、朝早めに桜井駅に到着した。近鉄バスの臨時バスがひっきりなしに客を運び、神社に到着すると紅葉を楽しみに来られた人が列をなしていた。写真を撮るには不向きな環境だが、やはり紅葉の真っ盛りの塔は美しい。

(平成17年11月19日撮影、本殿除く)