恵堂地蔵(えどうじぞう)石仏

 恵堂地蔵(えどうじぞう)石仏(岡山県高梁市落合町阿部3403)

   地蔵石仏では、岡山県下で二番目に古い 鎌倉時代後期 正和二年(1313)の在銘で、沙弥 宗蓮の勧進により造立された。

恵堂地蔵(えどうじぞう)石仏(県指定文化財、鎌倉時代後期 正和二年 1313年、花崗岩、高さ 185Cm)

「地蔵前バス停」の横、覆屋の内に立っている。高さ185Cm、上部幅 77Cm、下部幅 83Cmの花崗岩に蓮華座に立つ延命地蔵尊が刻まれている

地蔵石仏 上部

地蔵は、右手に柄の長い錫杖、左手に宝珠を持つ

地蔵菩薩は像高91Cm、花崗岩の自然石のほぼ中央に、二重円光式の彫りくぼめをつくり、蓮華座上に立つ姿で、古風な雰囲気がある

地蔵菩薩の右側に、「敬白、勧進沙弥宗蓮」、「正和二(1313)癸丑十一月日」の刻銘が刻まれている。

地蔵石仏では、岡山県下で熊野道 地蔵尊の次に古い 鎌倉時代後期 正和二年(1313)の在銘で、沙弥 宗蓮の勧進により造立された。

地蔵石仏下方 蓮華座部

刻銘:「敬白、勧進沙弥宗蓮」、「正和二(1313)癸丑十一月日」 地蔵側面

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恵堂地蔵(えどうじぞう)石仏(県指定文化財、鎌倉時代後期)

覆屋の中に立っている。横が、備北バス 「地蔵前バス停」。

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*JR高梁駅前の高梁バスセンターより備北バス 成羽(なりわ)方面行に乗車、「地蔵前バス停」下車 すぐ。

(撮影:平成23年9月12日)