安楽寺(あんらくじ)(埼玉県熊谷市西別府2044)
三基並んだ向かって右端の板碑で、刻銘は磨滅する。身部二重輪郭線の内側に珍しいかすり模様がある。
安楽寺 阿弥陀一尊種子板碑(県指定史跡、年代不明、緑泥片岩、高さ 92Cm 下幅 48Cm 厚さ 8Cm)
頂部山形、身部は二重線の輪郭を巻き、内にかすり模様を刻む。身部中央は、蓮華座上に阿弥陀如来の種子「キリーク」を薬研彫する |
板碑 頭部
頭部山形、下に二条線、塔身は二重線の輪郭内にかすり模様を刻む
安楽寺(あんらくじ)五輪塔二基(別府氏墓)
二基の五輪塔(別府氏墓)
向かって左側五輪塔、火輪(笠)の先端が撥ね時代は下がる | 右側五輪塔、風輪と地輪を欠く。複弁反花座上に安置される |
別府氏墓 (県指定史跡)
石柵で囲まれた墓内には、五輪塔二基、板碑三基が祀られている
香林寺(こうりんじ)双体道祖神・三尊種子板碑 石仏と石塔-目次!
安楽寺(あんらくじ)本堂
*JR高崎線「籠原駅」下車、北方向に徒歩 約23分。
(撮影:平成23年10月30日)