霊山寺（りょうぜんじ・れいざんじ）（静岡県沼津市本郷町25-37）

　 　三基並んだ五輪塔の向って左側の五輪塔で、鎌倉時代後期の作品と推定されている。

霊山寺（りょうぜんじ）五輪塔 東塔 （市指定史跡、鎌倉時代後期 、安山岩、高さ 165Cm)

		風・空輪、一石で彫成され、宝珠形の空輪がかなり傷んでいる。
霊山寺背後、墓地のほぼ中央に立つ五輪塔三基の向って左側塔		水輪、下ぶくれの球形で、積替え等の際、上下逆に据えたと思われる

火　輪

軒口厚く、力強く反り、先端は垂直に切る。

全体に傷みが進んでおり、各輪に剥離止めと思われる塗料が塗られている。東・西塔ともに台座や基壇を置かず地面にそのまま安置する。

地　　輪

方形の形状で、背は高い。

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霊山寺（りょうぜんじ）五輪塔 三基 （市指定史跡、鎌倉時代後期）

向って左側が東塔で、やや間隔をおき中央塔、狭い間隔で西塔が安置されている。

五輪塔紀年順

西福寺（さいふくじ）五輪塔（鎌倉時代後期）

五輪塔-紀年順-目次

＊JR東海道本線 沼津駅前より沼津登山東海バス 温泉プール行きに乗車、「霊山寺（れいざんじ）バス停」下車 すぐ。五輪塔は、霊山寺後方の墓地、ほぼ中央に立っている。

（撮影：平成24年11月6日）