横蔵寺(よこくらじ)三重塔(岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160)
舎利堂には横蔵に生まれた、妙心上人の舎利仏(ミイラ)が安置されている
横蔵寺三重塔(県指定文化財、江戸時代初期 寛文年間 1661-72年 、桧皮葺、高さ17m)
軒は各層とも二軒繁垂木の平行垂木を用いている | 三重塔は石を積み上げた壇上に建つ |
横蔵寺は、最澄が自作の薬師如来を祀った寺であり、比叡山の薬師如来と同じ木で作ったという
初層の軒隅下には竜頭の彫刻があり装飾が多い
平安・鎌倉時代は、この辺りの本山として、学問や文化の中心として栄えた
初層の組物は、三手先組物で中備えの部分は中央間一面に彫刻が置かれ脇間は蟇股
寺院には、平安時代中期の深沙(じんじゃ)大将立像をはじめとして、22体もの重要文化財の仏像が安置されている
塔は高欄のない縁をめぐらし、中央間板唐戸、脇間連子窓
横蔵寺本堂(県指定文化財・江戸時代初期) | 谷汲口から横蔵寺まで10Kmを歩いた。緑が濃い風景が楽しかった |
横蔵寺仁王門(県指定文化財、江戸時代初期)