厳島神社(いつくしまじんじゃ)多宝塔(広島県佐伯郡宮島町1-1)
厳島神社は、平清盛をはじめとする平家一門や足利尊氏、豊臣秀吉、長州の毛利氏ら、時の権力者の崇敬を集めて栄えた
厳島神社多宝塔(重要文化財、室町時代 大永三年 1523年、こけら葺、高さ 15.5m)
厳島神社多宝塔(室町時代の大永三年 1523年 の建立)
上重、こけら葺屋根 |
|
上重、四手先組物 |
屋根の反りが美しく緑に映えている。相輪は宝永(江戸時代 中期)の修理時に改鋳された
塔は高欄のない縁をめぐらし、中央間板唐戸、脇間連子窓、中備えの中央間に蟇股、脇間に蓑束をおく。初重の組物は出組
こけら葺の屋根は反りが美しい | 二層の四手先組物、軒は二軒繁垂木 |
禅宗様の木鼻が面白い
装飾された蓑束 | 四手先組物 |
厳島神社大鳥居(多宝塔のある裏山から200m/mズームで撮った)
(平成16年8月12日撮影)