志度寺(しどじ)五重塔(香川県さぬき市志度1102)
推古天皇33年(625)の創建と伝える古刹。四国八十八ヶ所の第86番札所で真言宗の寺院
志度寺(しどじ)五重塔(指定なし、昭和50年 1975年、本瓦葺、高さ33m 一辺4.36m)
四層部、擬宝珠高欄、三手先組物、二軒繁垂木、中備えは中央間のみ間斗束 |
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二層部、二・三層部とも、軒は二軒繁垂木、中備えは三間とも間斗束 |
志度寺は、推古天皇三十三年(625)の創建と伝える古刹。
五重塔は、擬宝珠高欄を付した縁をめぐらし、中央間板唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも間斗束
二層部、三手先組物、軒は二軒繁垂木 |
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初層部、三手先組物、軒は二軒繁垂木 |
五重塔は、地元出身の竹野二郎氏により、広島県福山市の明王院五重塔(国宝)を模して、昭和50年(1975)に建立された
海女(あま)の墓(20基ほどの石塔が建つ)
藤原不比等にまつわる伝説。海女が海にもぐり竜神と戦い唐の高宗より送られた面向不背の玉を取り戻すが、
竜神のために傷つき命を果てた。不比等と海女の子 房前は、僧 行基を連れて志度を訪れ、千基の石塔を建て母の冥福を祈った
五重塔、四隅の風鐸 |
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初層、擬宝珠高欄を付した縁 |
塔の内部は、四天柱があり、来迎壁・須弥壇を設け胎蔵界大日如来を安置する
志度寺仁王門(重要文化財、江戸時代初期 寛文十年 1670年建立)
志度寺仁王門のすぐそばの常楽寺には、平賀源内の墓がある
志度寺本堂(重要文化財、江戸時代初期 寛文十年 1670年建立)
* JR高徳線 志度駅下車 徒歩約十分。東讃岐では最古の名刹、寺域も大変広い。やはり巡礼の人々が多く、目につく。
(平成18年10月14日撮影)