大石寺（だいせきじ）五重塔（静岡県富士宮市上条2507）
日蓮正宗の総本山として知られる。創価学会の本山としてクローズアップされたが現在は分離している。
大石寺五重塔（重要文化財、江戸時代 寛延2年 1749年、銅板葺、高さ 33.4ｍ）
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 五層（扇垂木・三手先組物） |
 三層（二軒繁垂木・三手先組物） |
大石寺は日蓮上人の直弟子、日興上人により開かれた。日蓮上人の遺訓に従って富士山を本門戒壇とした
塔は高欄のない縁をめぐらし、中央間桟唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも蟇股を置く
 二層（支輪は菱格子） |
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 初層（三手先組物・二軒繁垂木） |
徳川家宣夫人の天英院が帰依して多くの堂塔が建立された。現在は近代建築が多く建つ
初層、三手先組物、軒は二軒繁垂木、蟇股（脇間）の内部は宝相華、尾垂木上には邪鬼が軒を支える
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 三層（三手先組物、高欄、二軒繁垂木） |
 初層、軒を支える邪鬼（表情が面白い） |
初層内部は心柱、四天柱があり仏壇を設ける
大石寺御影堂（県指定文化財、寛永9年 1632年 再建、入母屋造）
御影堂の中には、御本尊と共に第六世日時上人の代から伝わる日蓮上人の御影が安置されている
大石寺から北東に富士山を仰ぎ見る
雪がもっと積もっていると予想したが、地元の人に聞くと、風が強く富士山の雪を飛ばしたという
（平成17年2月12日撮影）
