埼玉県の塔
狭山不動尊(さやまふどうそん)多宝塔 西塔(旧 椅鹿寺)(埼玉県所沢市上山口2214)
兵庫県東条町天神の椅鹿寺にあった室町時代の多宝塔が移建された
狭山不動寺多宝塔 西塔(指定なし、室町時代 永享七年 1435年 、本瓦葺、高さ 約13m)
上重、軒の扇垂木が個性を主張している |
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下重、二手先組物、軒は二軒繁垂木 |
昭和39年(1964)、兵庫県東条町天神の椅鹿寺にあった多宝塔を当地に移築した
塔は擬宝珠高欄を付した縁をめぐらし、中央間板唐戸、脇間連子窓、中備えはなし
上重、四手先組物 |
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擬宝珠高欄を付した縁 |
相輪は型のとおりで美しい
塔は播磨国 守護 赤松満男教康が建立したもの
塔の内部は四天柱・来迎壁がある
下重の風鐸 |
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塔、四隅の鬼瓦 |
大和の工匠の手により当寺に移された
狭山湖に隣接する不動寺は隣に西武ドームがあるが、静かでゆったりとしている
旧 台徳院(徳川秀忠)霊廟、御成門(写真:下)正面上、飛天の彫刻
御成門(おなりもん)(重要文化財、江戸時代初期 寛永九年 1632年、単層門、銅瓦葺、切妻造)
御成門は芝 増上寺内に徳川家光が建立したもので昭和48年に移築された
(平成18年3月21日撮影)