千葉県の塔

新勝寺(成田不動尊)

 新勝寺(しんしょうじ)大塔(千葉県成田市成田1)

  弘法大師1150年のご遠忌の記念事業として関東では初めての大塔が昭和59年に建立された

新勝寺(しんしょうじ)大塔(昭和59年 1984年・コンクリート・緑釉瓦・高さ 58m)


上重(四手先組物、二軒繁垂木)

下重(二手先組物、二軒繁垂木)

新勝寺は天慶3年(940年)、寛朝(かんちょう)大僧正により開山された。

朱雀天皇より平将門の乱平定の密勅を受け、弘法大師作不動明王を持ってこの地で調伏の護摩を奉修した

塔はコンクリート基壇に擬宝珠を付した高欄をめぐらす。中央間三間を扉間、脇間連子窓、中備えは中央三軒が蟇股、他は間斗束


下重、中央間

下重の階段

内部は5階建になっている。1階・霊光殿、2階・明王殿、3階・経蔵殿、4階・宝蔵殿、5階・金剛殿

光明堂(旧 本堂)(重要文化財・江戸時代 元禄14年 1701年・入母屋造・桟瓦葺)

   

光明堂(本尊には大日如来が安置されている) 額堂内部(夥しい額や絵馬が懸けられている)

額  堂 (重要文化財・江戸時代 文久元年 1861年入母屋造・桟瓦葺)

額堂は奉納額や絵馬を掲げる建物


不動明王・両童子の線刻(石摺不動尊)

石摺不動尊

仁王門大提灯

石摺不動尊(左・右上写真)(不動明王と両童子が刻まれている。三重塔近くの境内にあった。江戸時代 文政10年 1827年)

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新勝寺参道より仁王門(重要文化財、江戸時代 文政13年 1830年)

(平成17年2月13日撮影)