群馬県の塔

榛名神社

 榛名(はるな)神社三重塔(神宝殿)(群馬県高崎市榛名山町849)

  榛名神社は、用命天皇元年(586)に創建されたという。旧社格は県社で上野六宮

榛名神社三重塔(神宝殿)(県指定文化財、明治二年 1869年再建、銅板瓦葺、高さ 16m)


三層部、軒は扇垂木、組物は三手先、中備えはない

二層部、軒は二軒繁垂木、組物は三手先、中備えはない

祭神は、火の神・火産霊神(ほむすびのかみ)(五穀豊穣)と土の神・埴山姫神(はにやまひめのかみ)(鎮火開運)

三重塔は、高欄のない縁をめぐらし、正面のみ中央間桟唐戸、脇間板張り、中備えは十二支の蟇股


二層部、軒(二軒繁垂木)と組物(三手先)

初層、軒は二軒繁垂木、組物は三手先

南北朝時代の頃から寛永寺の管轄に置かれて管理されてきたが、明治の神仏分離により仏教は廃棄され榛名神社として独立した

内部は、来迎柱があるが仏像は安置されていない。三重塔は、神宝殿と呼ばれ、天之御中主神(あめのみななかぬしのかみ)をはじめとする五柱の天神を祀っている


初層中備え、十二支、竜の蟇股

初層、木鼻・拳鼻に大きな獅子頭がつく

元の三重塔は慶長五年(1600)の建立。荒廃が激しく江戸時代末に改築され、明治二年(1869)に竣工した

双龍門(正面、重要文化財)と鉾岩(向かって左)

双龍門は、安政二年(1855)竣工、総欅造。扉に文様化された龍の彫刻が施されていることから双龍門と呼ばれる

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随身門(重要文化財、弘化四年 1847年再建、もとは仁王門)

榛名神社拝殿(重要文化財、文化三年 1806年再建、権現造、銅板葺)

瓶子の滝(みすずのたき)(写真:左)

両脇の岩を瓶子(みすず)岩と呼んでいたことから瓶子の滝と呼ばれている(瓶子は、神酒をいれる器)

*JR高崎駅西口より、群馬バス 榛名湖行きに乗車、「榛名神社前」下車、徒歩15分

(撮影:平成19年5月3日)