神奈川県の塔

 最乗寺(さいじょうじ)多宝塔

 最乗寺(さいじょうじ)多宝塔(神奈川県南足利市大雄町1157)

  神奈川県の三大名刹として知られ広大な寺域を持つ曹洞宗大本山総持寺の直末。道了尊と呼ばれている

最乗寺多宝塔(市指定文化財、江戸時代 文久三年 1863年、銅板瓦葺、一辺 4.97m)


上重、四手先組物、軒は扇垂木

下重、二手先組物、軒は二軒繁垂木

最乗寺は、応永元年(1394)に了庵慧明禅師により開かれた。開山は弟子、道了の助力が大きかった

多宝塔は、高欄のない縁をめぐらし、中央間桟唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも蟇股


上重、尾垂木の先に、竜の彫刻をつけている

下重、二手先組物、軒は二軒繁垂木

応永18年(1411)、了庵禅師亡き後、道了がこの寺の守護神としてあがめられ、道了薩タ(どうりょうさった)といわれている

上重、尾垂木の竜頭


上重、四手先組物

下重、中備え十二支の蟇股

塔の内部は、四天柱と来迎柱があり厨子を置く

多宝塔上重、高欄と四手先組物

 東京都の塔 本門寺五重塔                               日本の塔-目次


多宝塔内部の仏像

圓通橋(えんつうばし)と結界門(写真:右上)、本堂(写真:右下、昭和29年再建、間口15間 奥行き12間)

*小田急 大雄線 大雄駅下車、バス10分 道了尊下車

(平成18年11月4日撮影)